“生年月日や出生時間には、人生のテーマを考える手がかりがある”
そんなふうに言われると、少し気になりませんか?
命術(めいじゅつ)は、生年月日や出生地・出生時間といった変わらない情報をもとに、自分の本質や長期的な人生のリズムを考える占術です。
タロットやおみくじのように「今この瞬間」に焦点を当てる占いとは異なり、命術は「もともと備わっている傾向」や「人生の大きな流れ」を読み解くことを目的としています。
この記事では、東洋・西洋・インド・中南米など、地域ごとの命術の特徴と、私自身の体験を交えながら紹介します。
※本記事は筆者の体験や調査に基づいて構成しています。占いの効果を保証するものではなく、あくまで学びや気づきの一例としてお楽しみください。
命術とは?命・卜・相の分類の中での位置づけ
占いは大きく「命術・卜術・相術」の3つに分けられることがあります。
その中で命術は「生まれた瞬間」に注目し、長期的なテーマや人生の傾向を見ようとする占術です。
命術でわかること
命術で考えられること
- 自分の基本的な性格や価値観
- 得意・不得意な分野
- 向いている働き方やライフスタイル
- 人生の転機や流れ
- 人との関わり方やテーマ
東洋の命術
特徴
東洋の命術は「陰陽五行説」「干支」などの思想を背景に、長期的な人生のサイクルや役割を重視する傾向があります。
代表例と私の体験
- 四柱推命
生年月日・時間から命式を出して分析する占術。性格や相性など幅広く扱われます。
→ 私は鑑定で「良くない」と言われ落ち込んだこともありますが、今では一つの見方として受け止めています。 - 算命学
「宿命」と「運命」を分けて考える哲学的なスタイル。社会的な役割を重視します。
→ → 私が学んだときは「人生を長いスパンで見る視点」が特徴的だと感じました。時間が経つにつれて、その考え方の意味がわかってきた気がします。 - 九星気学
生年月日から九星を導き、日常生活や方位に活かされることがあります。
→ 夫との相性をみてもらったことがあり、面白い発見になりました。 - 紫微斗数
生まれた瞬間の星の配置から命盤を作り、未来の傾向を読み解く占術。
→ 転職のタイミングが一致した経験があり、印象に残っています。 - 六星占術
算命学をベースに独自理論として広まった占術。12年周期を重視します。
→ 若い頃に母から本を勧められて試したことがあり、身近に感じました。
西洋の命術
特徴
星や数字を使い、自分の内面やテーマを考えることに向いています。心理的な要素と結びつけて解釈されることもあります。
代表例と私の体験
- 西洋占星術(ホロスコープ)
星の配置をもとに性格や傾向を分析。
→ 心理占星術を通して、自分の内面と向き合うきっかけになりました。 - 数秘術
生年月日や名前を数字に置き換え、その意味からテーマを探る占術。
→ ゾロ目の数字に注目するようになり、日常での気づきが増えました。
インドの命術
特徴
「ジョーティッシュ(インド占星術)」は西洋占星術のルーツともいわれ、未来の転機や長期的な流れを読むことに重きを置きます。
私の体験
阿佐ヶ谷で鑑定を受けたとき、ラグナ(上昇宮)の意味がしっくりきて印象的でした。占い師さんもインドの伝統的な雰囲気をまとっていて、体験自体が思い出になっています。
その他の命術
- マヤ暦
古代マヤ文明の暦と宇宙観をもとにした命術。
→ 私は未体験ですが、直感的でスピリチュアルな印象があり、興味を持っています。
命術の活用法と魅力
命術は「長期的な人生のテーマ」を考えるのに向いている占術です。
- 自分の本質や特性に気づくきっかけになる
- 人生の流れを長期的な視点で考えられる
- 自己理解や自己受容に役立つ
私自身、命術を通じて「自分らしい生き方」について考えることができました。
【まとめ】命術は人生の地図のような存在
命術は、短期的な出来事よりも「長期的な流れ」に注目する占術です。
私にとっては、自分らしい選択を考えるヒントになってきました。
ぜひ気になる命術から触れてみてください。学びを通して、日常が少し豊かに感じられるかもしれません。
命術の種類と特徴まとめ
種類ごとに表にもしてみました。参考になさってくださいね。
占術名 | 特徴(安全表現) |
---|---|
四柱推命 | 生年月日から命式を出し、幅広いテーマを細かく分析する |
算命学 | 宿命と社会性を重視し、長期的な視点で考える |
九星気学 | 暦と組み合わせて方位や日常の工夫に活かされる |
紫微斗数 | 生まれた瞬間の星の配置をもとに人生の傾向を考える |
西洋占星術 | 星の配置を使って心理や相性、人間関係を考える |
数秘術 | 生年月日や名前を数字に変換しテーマを読み解く |
インド占星術 | 未来の転機や長期的な流れを重視する |
マヤ暦 | 暦と宇宙観から使命やエネルギーを考える |
※本記事は筆者の体験および調査をもとに構成しています。占いの効果を保証するものではなく、一例としてご紹介しています。
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