こんにちは、さあこです。
前回に続き、“視える感覚”を持つ女性・Yさんとの不思議な体験をご紹介します。
今回は、夫に起きた「念珠が弾けた」出来事について。
目には見えないけれど、確かに「何か」が働いていたのかも?としか思えない出来事でした。
信じる・信じないは人それぞれのお気持ちですが、不思議な話が好きな方や「目に見えない支え」に興味がある方に、リラックスして読んでいただけたらうれしいです。
色でわかる、心の状態
Yさんと初めて会ったとき、彼女は私たち夫婦の「色」を教えてくれました。
今でこそ「オーラ」という言葉が広まっていますが、当時はYさん自身がそんな表現を使っていた記憶はなかったように思います。
私の本来の色は「銅色」。
新品の10円玉のようにあたたかく輝く色だそうです。
ただ、最初に会ったときの私は、その色が「少し濁っている」と言われました。
落ち込んだものの、その頃の自分の心の状態を思えば納得もできました。
Yさん曰く、色は心や体の状態を映し出すもの。
自分を大切にしていると、色も本来の輝きを取り戻すのだそうです。
Yさんも、心や体の状態が自分の色に影響を与える、いい状態になると、色の濁りはとれると教えてくれました。
いい状態というのは、自分のことを大切にし、好きでいることも含まれるのかなと個人的に感じています。
ちなみに夫の色は「青」。本人が好きな色だったので、少しうれしそうにしていました。
念珠と、不思議な現象
Yさんは希望者に、お守りとして念珠(数珠)を作ってくれます。
彼女がなじみの石屋さんで石を選び、念を込め、お寺でお祓いをしてから手渡してくれるもので、郵送は一切不可で手渡しのみ。それは「誰が触れるかわからない」からだそうです。
夫は「身につけられるお守りが欲しい」と希望し、自分の色・青にちなんだラピスラズリの念珠をお願いしました。
ところが──
身につけ始めて間もなく、夫の念珠の色がどこか濁って見えるようになってきたのです。
汚れかと思いましたが、まだ新品に近い状態で、何か違和感がありました。
そしてある日、夫の職場にいたときに、念珠がパーンと弾けるように切れてしまったのです。
念珠が「守ってくれた」証だった
驚いた夫は、「ゴムが弱かったのかな?」と首をかしげていましたが、
実際は何本もの丈夫な紐が通されており、簡単に切れるものには見えませんでした。
Yさんにそのことを伝えると、彼女はこう言いました。
「守ってもらったんやな。
旦那さん、いま周り中敵だらけや。石が身代わりになってくれたんよ」
その言葉に、私は思わずハッとしました。
当時、夫の職場環境は相当厳しく、ストレスもかなりのものだったのです。
私自身も初めての育児に戸惑って悩んでいましたが、彼もまた、戦っていたのだと初めて気づかされた気がしました。
二度目の「弾けた」念珠
その後、夫は再びYさんにラピスラズリの念珠をお願いしました。
しかし、それからそう時間も経たないうちに──二本目の念珠も、再び“パーン”と弾けてしまったのです。
あとから振り返ってみても、
あの時期は夫にとって精神的にも環境的にも非常に厳しい時期だったとわかります。
石が、夫の代わりに何かを引き受けてくれていたのかもしれない。
今ではそう感じています。
次回は、私がいただいた朱色の念珠と、その役目を終える瞬間の体験についてお話しします。
【心の支え】シリーズ
コメント