タロットを学ぶ人に贈る、東京タロット美術館&カフェ訪問記|初心者にも優しい体験の記録

占いの体験談のアイキャッチ 占いの体験談

「タロットを学んでみたいけど、どうやって深めればいいのか分からない」
「カードにもっと触れて、実感を持ちたい」

そんな方にこそ訪れてほしい場所が、東京タロット美術館です。

私自身、タロットを独学で学びながらも、どこか手応えに欠けていた時期がありました。
そんなときに足を運んだこの美術館で、実物のタロットカードに触れ、カードの歴史や美しさ、人の思いが込められた世界観に出会うことができました。

この記事では、占い初心者の方でも安心して楽しめるポイント、
私自身の気づきや学び、美術館運営のカフェの様子や購入したオラクルカードまで、実体験をもとにご紹介します。

※当記事は筆者の個人的体験をもとに構成されており、施設や商品の効果を保証するものではありません。

東京タロット美術館とは?

日本初のタロット美術館で、5000種のコレクションをもとに常時500種のカードや書籍を展示しているそうです。タロットカードの世界観にどっぷり浸れる場所です。
館内には、タロットカードの原画や希少価値の高いカード、関連資料の展示、企画展があります。
美術館主催のイベントやスクールも定期的に開催されているそうです。
ライブラリーコーナーには神話、心理学、哲学、魔術書などタロット以外の占術に関する本もあります。
タロット好きにはたまらない空間で、初心者からマニアまで楽しめますよ。

予約方法と注意点|アクセス

私が行ったときは、事前に予約が必要でした(私は公式サイトから予約しました)。
※最新の情報は施設の案内をご確認ください。

入館料:税込800円(90分入替制)

当日キャンセルや無断キャンセルはキャンセル料(入館料の100%)がかかるので注意。
当日の人数変更や時間変更でもキャンセル料が発生するそうなので、予定が変わりそうな方は特に要注意です。

館内の物販は現金NG(クレカやキャッシュレス決済のみ)なので、現金しか持っていない方は気をつけて!

浅草橋駅東口から徒歩3~4分で、アクセスはとてもわかりやすいです。
江戸通りをみずほ銀行と三菱UFJ銀行を目指して歩いて右折。
私は方向音痴でよく迷うのですが、この日はスムーズに行けました。
事前に調べておくと安心です。

素晴らしいタロットカードの世界へ

予約時間の2分前に到着すると、すでに2人の女性が待っていました。
私と同じ10時の予約の方たちでした。
10時になるとスタッフの方から案内があり、入室。
まずは使い捨てスリッパに履き替えます。
マンションの一室が美術館なのです。↓

東京タロット美術館入口
マンションの一室が美術感なのです
撮影OKの場所は大アルカナの展示されたここだけ
こちらが唯一の撮影OKの場所です

展示スペースの見どころや館内の様子

館内は、ほんのり香るアロマと間接照明の演出で、とても落ち着いた雰囲気。
たくさんのタロットカードや関連アイテムが並び、一歩足を踏み入れるだけで「ここは特別な空間だな」と感じました。

受付では、予約メールをスマホで提示してチェックイン。
その後、タロットカードを1枚引かせてもらえる素敵な演出も。
(私は11番「正義(JUSTICE)」を引きました。キーワードは「バランス」。)

館内の見どころは、本当にすべて!ですが、
特に印象に残ったのはこちら:
・額装された大アルカナ(ここだけ撮影OK!画像にあります↑)
・有名画家の絵を使ったものなど、素材やデザインがユニークな個性的なカードたち
・国ごとに展示された年代物の希少なカード(絶版カードもいくつもあり)
・大アルカナをモチーフにしたアクセサリーや小物(少しお高めだけど可愛い!)
・テーブル席ではお茶をいただきながら、実際にサンプルカードで占い体験も可能

私が受付で引いた「正義(JUSTICE)」のカードと同じシリーズも展示されていました。
一枚だけでなく全部をみれると、デッキ自体の雰囲気がより伝わりますね。

東京タロット美術館の受付でひいたタロットカード、正義!


タロット・オラクルカード選びのコツ

展示場所ごとに、タロットカード、トランプ、ルノルマンカード、オラクルカードがあります。
世界中のデザインが揃っていて、日本、韓国、タイ、オーストラリア、スペイン、アメリカ、イタリアなど、本当に多彩です。
販売されているカードには全て番号と国旗シールがついており、その番号ごとに全カードを見ることが出来るファイルがあります。(ファイルは全て2冊ずつある)

🔹 カード選び
全カードをファイルで確認できますが、ファイルは番号ごとに分かれています。
ただしカードの種類ごと(タロット、オラクル、ルノルマン、トランプ)には分かれていません。
そこで、私は欲しいカードの番号のメモを取ってから、まとめてファイルを見ることにしました。

🔹 試せるサンプルカード
サンプルカードが受付のカウンターにいくつもあります。
私は気に入ったタロットカードを見つけたのですが、実際に試すと紙質や箱の強度が気になって見送りました。
初心者のかたは特に実際に触ってから購入するのがオススメです。
こういうリアルなお試しができるのも、この美術館ならではですね。

オラクルカードは絶対に購入したかったので、ファイルをみて最終的に
「初心者の私でも意味をとらえやすそうで、なおかつ絵柄も好き」
と感じた日本のオラクルカードを選びました。
色彩の美しい、優しい気持ちで向き合えそうなカードです。↓
ちなみに持ち手のある紙袋は100円です。(無料の紙袋もありました)

選んだオラクルカード

CAFE’ Tarot(カフェタロー)へ

90分があっという間に過ぎ、購入したオラクルカードを手にして、楽しみにしていたCAFE’ Tarotへ向かいます。東京タロット美術館から徒歩5分ほどで到着。
ここもタロットの世界観を感じられるおしゃれな空間でした。
店内はタロットをしやすそうな大きめの三角テーブルや、ソードモチーフのドアノブなど、細部まで凝っていてテンションが上がります。
こちらでも「自己との対話」をテーマに、イベントを開催したりするそうですよ。
1階で注文して2階で食べるスタイルで、1階でオーダーしたときに大アルカナのコースターをもらいました。私のは18番「月(MOON)」。月のキーワードは神秘ですね。

cafetarot
cafetarotのおしゃれなテーブル

オーダーしたランチはファラフェルプレート

プラントベースのヘルシーメニューが充実しているCAFE’ Tarot(カフェタロー)。
私はこの日、人気のファラフェルプレートとソイラテ(アイス)をオーダーしました。
自家製のファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)とフムス(ひよこ豆のペースト)、季節のサラダ、焼き野菜、オーガニックキヌアを添えたグルテンフリーのプレートで、特にドレッシングが絶品でした。
コーヒーも、珈琲専門店アンモナイトコーヒーマーケットのオリジナルブレンド豆を使っているそうで、しっかりした味わいです。

タロットにそこまで興味がない方でも、美味しくてヘルシーなヴィーガンメニューはおすすめです。
私のような中高年や美容を気にする女性にもぴったりですよ。
この日は一組のカップルと女性客はおひとり様がほとんど。私も気にせずリラックス出来ました!

cafetarotのヴィーガンランチ
ヘルシーなヴィーガンランチ
cafetarotの壁
cafetarotの自由に使えるタロットカード

この引き出しの中のタロットカードを自由に使えるようです。
この横にトイレと、食べ終わったトレーや食器を置く場所があります。
外国人のお客さまも多かったです。
東京タロット美術館は、JR浅草橋駅の東口から向かうのですが、CAFE’ Tarot(カフェタロー)から帰るときは西口が近いです。ぐるっと周る感じなんですね~。

まとめ

東京タロット美術館は、タロット好きにも初心者にもおすすめのスポットです。
さまざまな展示物や書籍に触れることで、新しい世界が広がる感覚がありました。
実際にカードを手にとって選べるのも魅力で、これからタロットやオラクルカードを始めたい方にぴったりです。

事前予約や現金NG、カード選びのコツなどに注意しつつ、思いきり楽しんでくださいね。

併設のCAFE’ Tarot(カフェタロー)は、美味しくてヘルシーなヴィーガンメニューもあり、占いにそこまで詳しくない方でもリラックスできる空間でした。

私が訪れた時点では展示中心でしたが、講座やイベントも行われているようです。
占いを深めたい方にとって、学びのきっかけになるかもしれません。

※予約方法など最新の情報は、施設の公式案内をご確認ください。
(検索ワード:「東京タロット美術館」「カフェタロー」)

なお、今回私が購入したオラクルカードについては、こちらの記事で紹介しています:
【はじめてのオラクルカード】占い初心者でも大丈夫?やさしいカードの世界と選び方

関連記事はこちら


タロット入門編です。
【初心者向けタロット入門】カードの種類と意味をやさしく解説
自分なりの勉強方法をご紹介しています。あなたの参考になるかもしれません。
【50代主婦のタロット独学スタート】初心者でも読みやすかった1冊とノートの工夫
最初のタロットカードを選んだ時の体験談です。
【初心者のタロットデッキ選び】50代主婦がライダー版を選んだ理由と体験談

コメント

タイトルとURLをコピーしました