2025年2月にタロットカードを初めて買った私。
タロットの本に載っていた”ヘキサグラム”に挑戦したところ、難しくてギブアップしました。
私にはタロットは無理なのかも?と思いましたが、
ワンオラクルで練習するにつれ、タロットが楽しくなってきました。
この記事では、初心者の方におすすめの”ワンオラクル”の体験談を中心に綴っています。
是非読んでみてくださいね。
ワンオラクルって何?
タロットカードとタロットの本を買った私。
スプレッドのページには色々な種類が紹介されていました。
(スプレッドとはカードの並べ方のこと)
仕事の人間関係を聞いてみたかった私は、大アルカナと小アルカナの78枚全部使って、ヘキサグラム(六芒星)に挑戦してみたのです。
カードの配置もひく順番も頭に入っていないため、本を見ながら並べてみました。
並べた位置には、それぞれの意味があるのにそんな余裕はなく…しかもリーディングしようとしたら自分の質問の仕方もよくなかったと気づきます。
そして小アルカナにも慣れていなかったためにテンパったのでした。
ヘキサグラムからワンオラクルへ
そこでワンオラクルで、大アルカナ22枚のみで占ってみることにしました。
大アルカナは子供の頃に経験があったので、カードごとのおおまかな意味を覚えていました。
質問を単純なものにして試してみます。
これを繰り返していくと、大アルカナは段々と読み取れるようになってきました。
シャッフルの方法や、ワンオラクルの練習に最適なタイミング、質問の仕方にコツがあることがわかってきました。
ワンオラクルで占う手順(シャッフル〜引くまで)
シャッフル方法は、私の読んだいくつかの本では、
- 反時計回りに混ぜる
- 時計回りに混ぜる
- トランプのようにカットする
- 一つにまとめる、天地を決める(正位置、逆位置があるため)
とありました。
ネットやYouTubeでみた情報では、
- このあと3つの山に分けて順番をかえる
- 上から7枚目から占う
というのもありました。また、シャッフルというよりも、ざくざくといくつかのカードを持って混ぜている方法も紹介されていました。
以前よく占ってもらった先生は、シャッフル後に3つの山に分けてまた山に戻すときに、その順番をこちらに決めさせてくれるやり方でした。
自分はシャッフル→トランプのように切り→3つの山にして→また山に戻す方法にしました。
ただ、ワンオラクルでは1枚しか引かないので、3つの山にして戻すよりも、念入りにシャッフルだけでもいいかもしれません。占うスプレッドにより変えるのも良いと思います。
自分の「型」を決めるのがいいと思います!
占うタイミングと心構え
タロットカードは卜術(ぼくじゅつ)の占い。偶然が導き出す占いです。
✅卜術についての詳しいまとめ記事はこちらからも読めます。参考にしてみてくださいね。
卜術とは?おみくじ・タロット・夢占いで知る占いの種類と意味
シャッフルは、カードをランダムにするためによく混ぜるために行いますが、気持ちを落ち着かせて集中するためでもあります。
占いをするタイミングは、何かに迷うときや状況を知りたいとき、相手の気持ちを知りたいときなど…
その他にもカードに慣れるために、1日1回のワンオラクルもオススメです。
例えば「今日気を付けることは?」「今日のメッセージはなに?」と聞いてみるのもいいかもしれません。私も早起きした時に、やっています。
自分でひいたカードは意味も覚えやすく慣れるのに最適だと思います。
タロットカードの質問の立て方のコツと例
タロットカードをやってみて難しいのが質問の仕方です。
私もこれがなかなかうまくいきませんでした。
ぼんやりとした問いだと、リーディングの時に自分でもうまく読めません。
質問の仕方のポイントとしては、はっきりと具体化すること、自分の行動を基準にすること。
転職にまた揺れだしたときの私の質問を例題にしてみます。
✖ 「今の仕事辞めたらどうなる?」
◯「今の仕事を辞めた場合、私にとってそれは良い選択か?」
✖「職場ではどう思われてる?」
◯「職場での人間関係を良くするために、私が心がけるべきことは?」
✖「○○さんに嫌われている?」
◯「その人と上手くやるために、私が気をつけたいことは?」
他人の心を聞くのは、自分ではコントロールできない外側への問いかけです。
他人の視点ばかり気にして、自分がどう行動するかがぼけると、答えも曖昧なのだと気づきました。
また、なんとなく引いてしまうと、自分の都合の良い読み取り方になってしまうこともありそうです。
質問が難しい時は「択一」もあり 注意点も?
質問がうまくいかないときは、「択一」で占うといいかもしれません。
択一とは、選択肢を2つと質問者の態度1枚の3枚で占うものです。
選択肢のカードは増やしてもOKです。(5択、3択もありです)
また私の例ですが、
選択肢①「今の会社を辞めたら?」選択肢②「辞めなかったら?」
私の本心「この悩みに対しての私の本心は?」
とやってみました。
すると辞めた場合も辞めなかった場合も、はっきり読み取れるカードが出ていました。
でも私の本心がよくわからなかったのです。ここだけ、設定がイマイチだったと気が付きました。
「本心」じゃ範囲が広すぎて抽象的!
「今の悩みに対して、私が一番大事にしたい感情は?」
「私がこの状況で本当に望んでいることは何ですか?」
このように具体的にしてもう一度カードを読み直すとしっくりきました。
リーディングの基本的な考え方
カードを読み取るとき(リーディングするとき)すぐに本を開く前に、自分の直感をまずは確認しています。めくった時の感じ方、印象を大事にしてみます。
人物の顔が気になったり、色が気になったり…ぱっと頭に浮かんだことを確認するのです。
そのあと、本をめくって調べています。
これを繰り返すと、イメージが繋がりやすくなると思います。
占い後はノートに残す
占った後は、ノートに記録しています。
質問した内容、スプレッドを図にして書く、出たカードを書き込む(正位置・逆位置も)。
今も、このノートを見ながら思い返しています。
それと、ワンオラクルや択一でもやもやが残った時はアドバイスカードを引いています。
シャッフルしなおして引いたり、続けて残りのカードから引いたり、タイミングで決めています。
記録したノートは、同じような質問をしたときに参考になり、結果が当たっていたかも確認できます。自分の解釈のせいで意味がずれていたということもありました。
カードから得た情報を整理し、見直せるのは練習になるのでお勧めです。
手書きでお恥ずかしいですが、こんな感じにメモしてます。↓

この記事のまとめ
- タロット初心者には、ワンオラクル(一枚引き)からのスタートがおすすめ
- ヘキサグラムに挑戦して挫折したが、シンプルなスプレッドで練習することで楽しさに気づけた
- シャッフル方法や「自分なりの型」を決めることで、占う前の準備もスムーズに
- 質問は「具体的に」「自分の視点で」「行動につながる形」で立てると◎
- わかりづらいときは択一や2枚引き、アドバイスカードの活用も効果的
- カードの意味は直感+本で確認という順番で練習すると上達しやすい
- 占い結果はノートに記録すると、振り返りや成長の確認にもつながる
占いの経験がなくても、「今、私に必要なメッセージは?」と問いかけることで、
カードは必ず何かを返してくれます。インスピレーションを大切に、楽しく続けていきたいです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
次回は、小アルカナを取り入れてスリーカードに挑戦した私の練習法についてもご紹介する予定です。
ぜひそちらもお楽しみに!
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