【卜術まとめ】卜術とは?タロット・おみくじ・夢占いなど占い初心者にもわかる種類と特徴まとめ

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「卜術って何?」「命術や相術とどう違うの?」
占いに興味を持ちはじめた方にとって、最初にぶつかるのが“占術の種類”の壁かもしれません。
私もその一人。占いカウンセラーを目指すために、もっと知りたいと思いました。
命術は先日調べてみたところ、自分の経験した占いが多くありました。さて卜術は?

今回は、タロット・おみくじ・夢占いなどを含む「卜術(ぼくじゅつ)」について、私のような初心者でもわかるように種類や特徴をまとめました。

卜術の基本から、ちょっと珍しい占いまで紹介しているので、「どの占術に惹かれるか」「自分は何を学びたいのか」を探すヒントにもなると思います。どうぞ読んでみてくださいね。


おみくじ――私の原点にして最も身近な卜術

おみくじが大好きです。
神社に行ったらまずお参り、そしておみくじ。これはもはや私の参拝ルーティン。

旅行中でも、ひとりでふらっと立ち寄った神社でも、連続して参拝したとき以外は必ず引いています。引く時のあのときめき!わくわくしますよね。手を入れて自分で選ぶものなら、なるべく無心でぴんときたものをひいて…考えすぎたらだめ。直感ですね。

面白いのは、「今の自分にぴったりな言葉」が書かれていることがよくあること。
凶を引いたときも、一瞬落ち込みつつも、これから上がるだけだと思うようにし、大吉だったら、ご機嫌に。そしてむしろ身を引き締めていこうと気合が入ったり。何が出ても、教えていただけたと感謝の気持ちがわいてきます。

このおみくじも立派な卜術のひとつとのこと。
神様のメッセージを偶然という形で受け取る、まさに卜術の基本でした。


タロット――心の声を引き出してくれるカードたち

タロットは、子供のころから親しんでいますが、本格的に人に占ってもらったのは大人になってから。
目の前に並べられたカードをリーディングしてもらうと、まるで私の心の奥底を代弁しているようで、不思議でした。

それ以来、自分でもマイカードを買って少しずつ練習中。
特に最近は仕事のことや家族のことが多く「今どうすべきか」や「相手はどう思ってるのか」を見るのに使っています。

タロットの好きなところは、「良い・悪い」というよりも「どう活かすか」を教えてくれるところ。
自分と向き合うツールとして、すごく頼りにしています。


卜術とは偶然の結果から運命の行方を読み解くもの

卜術とは、何かの道具を用いて偶然に出た結果から、吉凶や運命の行方を推理、読み解く占術です。
自然界の事象には神の意思が宿るという考え方は古来からあるのです。以下に主な卜術の占いを紹介してみます。

ルーン占い

北欧の古代文字「ルーン」を使った占い。
石や木片に文字が刻まれていて、それを引いて読み解きます。未来予想だけでなく人の内面の探求にも用いることが出来るそうです。ルーン石をシャッフルして占うのだそうです。「石」が好きなので興味があります。石はお守りにもなりそうですね。

ジオマンシー

別名、土占い。地面に描かれた点や線を読み取るのだそうです。点のパターンから16種類のシンボルを導き出す、西洋の神秘的な卜術です。
意味が抽象的で難しそうだけど、感覚的に「今の気」を読むタイプの占いのようです。

ルノルマンカード

フランスのマリー・アン・アデレード・ルノルマンが作った36枚のカードで占う。タロットよりも直感的なのでしょうか。犬や星などのシンボルに数字がふられています。今も根強い人気があるそうです。

オラクルカード

30から50枚位のカードで占う。エンジェルカードが人気ですね。タロット以外のカードは、オラクルカードと呼ぶようです。デザイン性が高いものが多い印象。神のご神託(オラクル)を聞くものだと言いますが、受け取り時の解釈が難しそうです。ただ自由度も高いというか、思うまま、感じるままに解釈していいのでしょうし、明確な答えが出るというよりはメッセージを受け取れるもののようです。

ペンデュラム(ダウジング)

振り子を使ってYES/NOを占う方法。
エネルギーに反応して動くと考えられていて、意外と奥が深そうですね。

アストロダイス

星座・天体・ハウスが描かれた12面体のサイコロを振って占う。西洋占星術の惑星や星座の読み方を利用しますが、サイコロの目から受け取ったインスピレーションで読み解く、占星術的に答えを導く占いだそうです。


東洋の卜術、こんなにあったなんて!

調べてみたら東洋だけでも卜術は豊富で奥深いことがわかりました。

筮竹(ぜいちく)

「易」の占いに使う細い竹の棒。正式な手順で占うスタイルはとても神聖な雰囲気があり、まさに“神事”のようですね。

太占(ふとまに)・亀卜(きぼく)

古代日本の神事で、亀の甲羅や鹿の骨を焼いて割れ方から神託を得る占い。現代では神社の祭事などで形式的に残っています。
こちらも神様とのやりとりのようなイメージ。神道の中に息づく占術です。

さいころ卜(けいばけ)

数字や出目の組み合わせで吉凶を見る、サイコロを使った古式の占術。
→現代の“アストロダイス”に通じる考え方で、数字に意味を見出す発想が面白いです。

花札占い・百人一首占い

身近な札(花札や和歌の札)を使って、出た絵柄や言葉から状況を読み解くという独自の卜術。
昔の人にとっては遊び道具でもあり、占い道具でもあったのでしょうか。今のオラクルカードみたいな感覚?

夢占い(夢告)

実はこれも東洋の卜術のひとつ。夢を“神様からのメッセージ”として読み解く文化が、古くから日本にあったそうです。
まさか夢占いも卜術だったとは!驚きました。でもたしかに、占いの種類としてはここ(卜術)に入りますね。
夢占いは、私にとって思い入れが深い占いです。
子どもの頃、夢にはどんな意味があるのだろうと不思議に思い、夢占いの本を買ったのです。
「夢の中で蛇が出た」「崖から落ちた」「空を飛んでいる」……どんな意味があるのか知りたくて、毎朝大急ぎで調べたことを思い出します。結果に喜んだり落ち込んだりしたのを思い出しました。
昔からずっと、自分は無意識の声を探していたのかもしれません。


まとめ|おみくじと夢占いは立派な“はじめの一歩”

こうして調べてみると、おみくじのように身近で実感のある卜術から入ったからこそ、
その奥深さや共通点が自然と理解できた気がします。

今後は少しずつ、他の卜術にもチャレンジしてみたいです。
私の占い好きの原点はずっとホロスコープとタロットだと思っていましたが、「おみくじ」と「夢占い」だったのかもしれないです。

この記事が、「これから卜術に触れてみたい」という方の参考になれば嬉しいです。

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