【秩父・三峯神社再訪記】奥宮へ初登山 運動不足の50代でも登れた”気”のパワー|秩父番場通りでランチ

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「また行きたい」、そう思っていた三峯神社。
あれから9か月、ついに“奥宮”までの登山に挑戦してきました。

前回の参拝では、”氣”のパワーで元気になりすぎたほど。
今回はその続きとして、奥宮へ登拝した体験を、50代・運動不足な主婦目線でレポートしてみたいと思います。また、秩父の美味しいカフェも見つけました。

同じように「行ってみたいけど登れるかな…?」と不安に感じている方、秩父のカフェにご興味のある方の参考になればうれしいです。

目指せ奥宮 まずはコロンビアのセイバーを購入

前回、三峯神社に初めて参拝したときは、もうとにかく元気になりすぎて、テンションが上がりっぱなしでした。体の奥からパワー?気力?が湧き上がってきて、十分と思えたのか、そのときは有名な「氣」守りを買わず、御眷属様にそばにいてほしいと思って「小影守」をいただいてきたのでした。
あれから9か月、今回はついに「奥宮(おくみや)」まで挑戦してきました。
夫の仕事の予定もあったので、もう少し先だと思い込んでいたら突然明日行くと言い出す夫。慌てた私は、急いでトレッキングシューズを買いに行きました。ネットで調べて評価の高いコロンビアのセイバーのワイドに決定。この履き心地の楽なこと!きちんとトレッキングシューズを買ってよかったと、あとでしみじみ思うことになります。

コロンビアのセイバーワイド

三峯神社 奥宮について

三峯神社(みつみねじんじゃ)の「奥宮(おくみや)」は、表参道にある本殿からさらに険しい山道を登った先、妙法ヶ岳(標高1,329m)の山頂に鎮座する、三峯信仰の中核を成す神聖な場所といわれています。


奥宮あれこれ

  • 正式名称:三峯神社 奥宮(みつみねじんじゃ おくみや)
  • 所在地:埼玉県秩父市三峰 妙法ヶ岳山頂
  • 信仰対象:妙法ヶ岳自体が霊山とされ、その山頂に鎮座する奥宮は三峯信仰の原点
  • 創建伝承:日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際にこの地に神を祀ったのが始まりとされる

アクセスと登拝の難易度

  • 本殿からの距離:徒歩約90分(片道)
  • 登山道の特徴
    • 急な岩場や細い尾根道があり、本格的な登山ルートではあるが登山初心者にもおすすめ
    • 軽装での登拝は危険。登山靴・飲料・雨具・着替えなど装備必須、クマよけの鈴もあると尚安心
    • 雨天・冬季は特に注意(滑落や道迷いのリスク)

奥宮の霊的な意味・ご利益

  • 神が座す場所とされ、三峯信仰の核心
  • ご利益:開運、厄除け、心願成就、霊力向上など
  • 狼信仰との結びつき:御眷属(ごけんぞく)として狼が守護する霊域

私は運動不足で太り気味の50代です…ちなみにこれまで山登りには全く関心がありませんでした。でも「三峯神社パワーで絶対何とかなる!」と思い早起きで向かったのでした。

まずは本殿でご挨拶 9か月ぶりの御神木と御眷属様

ネットで調べたところ、奥宮に行く前にまずは本殿にご挨拶するものだ、とありました。それもそうだと納得して本殿に向かい、挨拶を終えてから奥宮へ。

三峯神社の三ツ鳥居
三峯神社の山門

↑この門をくぐって本殿までの参道が、特に好きです。大きな木々に囲まれて歩くと気持ちがどんどん澄んでいくのがわかります。お気に入りはこの御神木です。↓

三峯神社の参道沿いの御神木
三峯神社の本殿前の階段

奥宮まで 50代の初登山体験

奥宮の一つ目の鳥居

こちらの↑最初の鳥居まではなだらかな道で木々の中を進んでいきます。登山届を書くところがありましたが、残念ながらここには用紙はなく、別で記入しここに置いておくのか、よくわかりませんでした。リサーチ不足でした。ほかの参拝客の方々は、クマよけの鈴をつけている方が多かったですよ。リンリンとなっていて、安心出来ました。つけてくださっていた皆さまに感謝です。朝早かったせいか、人はそこまで多くなかったです。

奥宮の二つ目の鳥居

↑2番目の鳥居です。このあたりでもうかなり疲れてきた私です。木の根っこがあるため、歩き心地もゴツゴツしており、油断すると転びそうになります。(実際下山の際には一度滑った)どんどん登山らしくなっていきます。コロンビアのセイバーを履いてきて本当によかったです。なんといっても足が踏ん張りやすく、サポート力が抜群。しかもワイド幅のため履き心地が楽でした。素晴らしいねセイバー!

奥宮の登山道
奥宮の三つ目の鳥居

ようやく3つめの鳥居です。ネットで見た情報だと、4つ目もあったようなのですが、私の記憶では3つでした。所々にベンチがあって休憩もできます。途中の急な道や崖のような場所も、画像に撮る余裕がありませんでした。

奥宮に向かう階段

最後の難所、この階段の後に鎖場があらわれます。前後に何人もいらしたので、鎖場の画像は撮っていないのですが、垂直に近い岩場に鎖が2本、手すりも左右にありました。子供のころ、こんな遊具がどこかであったな…なんて思いつつ登ります。疲れていたけど、童心に帰ってこれはけっこう楽しめました。

奥宮の本殿
奥宮の御眷属様の祀られた石碑
奥宮の古い石碑

汗だくで、ヘロヘロでしたがなんとか登頂出来ました!後から考えても、これはやっぱり、三峯神社の気のパワーのおかげではないかしら?
景色の美しいこと。空気も更に澄んでいました。様々な御眷属様が並んでいます。

奥宮のほうきとちりとり

裏にはほうきとちりとりがあって、きっとこまめに清められているのだろうと思いました。この日もとてもきれいな状態でした。

奥宮の見晴台からの景色

見晴台からの景色です。

奥宮登山道の山つつじ

下山します。山つつじがとてもきれいで、そして鳥たちのさえずりも聞こえ、自然の美しさに感動しました。しかし、登りよりも足に疲労がきていて、下りはちょっと怖かったです。ここでもセイバーに感謝しつつ慎重におりました。(1度こけたんですけどね!)
そしてまた本殿へ報告したのでした。御神木にも手を合わせて、気を浴びました。(吸い込んだともいう)

三峯神社本殿前の御神木
三峯神社の小教院のコーヒーゼリー

汗もかいてくたくただったので、小教院(しょうきょういん)にて一休みです。限定20食のコーヒーゼリーをいただきます!固めの生クリームが程よく甘くて、疲れた体に沁みました。小さな甘い豆菓子もついています。この豆菓子はレジ横で売っていましたよ。
食べ終わったらセルフサービスでレジ横まで持っていきます。ごちそうさまでした!
気を取り直して最後に遠宮へ。

三峯神社の遠宮の鳥居

こちらにもご挨拶してお守りを買いに戻ります。
今回は「氣」のお守りと、再び小影守。おみくじもひきました。今回は小吉で”かえる”でした。

三峯神社の氣守りと小影守りとおみくじ

さて、ご存じの方も多いのかもしれないですが、神社の車はみんなナンバーが333
私は遅ればせながら、今回で気づきました。333といえば、それは三峯の三なのでしょうが、占い好きな私はエンジェルナンバーも思い浮かびました。エンジェルナンバーでは333は、”天や高次の存在からの合図。いまの選択、進もうとしている道は、ちゃんとサポートされています”という意味らしいですね。自分が一番好きな数字は3なので、意味の是非はともかく「いいものみれた~」と、なんだか嬉しくなったのでした。

三峯神社の車のナンバー333

番場通りの素敵なカフェでランチ

帰りは番場通りの人気カフェ、喫茶カルネさんへ。ここが、とってーもよかったです!!
いただいたのは2種類のカレーと水出しアイスコーヒー。酸味のあるポークカレーと色々な食材の味を感じられるキーマカレー、付け合わせのお野菜もカレーに合う味で健康にもよさそうです。
大満足でした。こちらはコーヒーだけでなくケーキも美味しいそうですよ。
食器は北欧食器、音楽はジャズ、絵本や海外の本まで、様々なセンスの良い本が置いてあって自由に読めます。
夫は写真集、私は”100年の旅”という、絵本を読みました。
この絵本は、以前目にしたことがあったのですが、久しぶりに読みました。人生のその時々の思いを、数字(年齢)ごとに表現しています。
年齢は記号でもありますが、その年齢ごとで、思うことは変わっていくものですよね。
50代の半ばとなって、その当時の思いに共感したり昔を思い出したり。
この絵本は、プレゼントにしても素敵ですし、私も手元に欲しいと思いました。
他のお客様も沢山いらしたので、急いで私の後ろの店内、カレーやアイスコーヒーの画像はこちらです。↓

秩父番場通りの喫茶カルネの北欧イラスト
秩父番場通りの喫茶カルネの2種類のカレー
秩父番場通りの喫茶カルネの水出しアイスコーヒー

アイスコーヒーで、ストローはないみたい。でもミルクをお願いしたらこの小さなスプーンを持ってきてくださいました。心遣いも素敵!
秩父神社の参道である番場通りは昭和レトロなお店が並んでしました。次回は国指定 登録有形文化財”パリー食堂”でオムライスを食べたいです。

秩父番場通りのパリー食堂外観

今回の参拝は、登山の疲労もあるかもしれませんが、前回のようにやたらハイテンションになるには至らず。
それは自分の心持ちの問題かもしれません。登りながら、無になる時間もありましたが、色々考えちゃったんですよね。でも、これだけ疲れた割にはやっぱり元気だから、「氣」のパワーは健在といえます!
やっぱり秩父は好きだし、三峯神社のあの空気の清々しさ、気持ちがピシッと整う感じは惹かれるものがあります。来年まで待たずに、今度は一人でのんびりと気ままに行こうかなと思います。

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