【三峯神社 奥宮登山】運動不足の50代主婦が登山に挑戦!秩父ランチ情報も

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※この記事は筆者の個人的な登山・参拝体験に基づいており、ご利益や霊的な効果を保証するものではありません。特定の信仰を勧める意図もありませんので、ご自身の関心と体調に合わせてお楽しみください。

はじめに|50代主婦の私が奥宮登山に挑戦した理由

初めて三峯神社を参拝したのは9か月前。
あの時感じた清々しい空気と“氣”の満ちた感覚が忘れられず、「いつか奥宮まで行きたい」と心に決めていました。

とはいえ、私は運動不足気味の50代主婦。これまで登山にはまったく縁がありません。
それでも「三峯神社の氣の力がなんとかしてくれるかも」と思い、根拠はないものの、とにかく挑戦することにしました。

この記事では、登山初心者の私が奥宮に向かったリアルな体験とともに、コースの難易度・必要な装備・参拝のポイント、そして登山後に立ち寄ったカフェランチまで、詳しくお伝えします。

奥宮とは?三峯信仰の原点にして霊的中枢

三峯神社(みつみねじんじゃ)の「奥宮(おくみや)」は、表参道にある本殿からさらに険しい山道を登った先、妙法ヶ岳(標高1,329m)の山頂に鎮座する、三峯信仰の中核を成す神聖な場所といわれています。


  • 正式名称:三峯神社 奥宮(みつみねじんじゃ おくみや)
  • 所在地:埼玉県秩父市三峰 妙法ヶ岳山頂
  • 信仰対象:妙法ヶ岳自体が霊山とされ、その山頂に鎮座する奥宮は三峯信仰の原点
  • 創建伝承:日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際にこの地に神を祀ったのが始まりとされる
  • ご利益:開運、厄除け、心願成就、霊力向上など
  • 狼信仰との結びつき:御眷属(ごけんぞく)として狼が守護する霊域

奥宮登山ルートと必要な装備まとめ【初心者向け】

登山ルート概要

  • 所要時間:本殿から片道約90分
  • 登山道:急な岩場、細い尾根道あり(初心者向けだが本格登山)
  • 雨天・冬季は特に注意(滑落や道迷いのリスク)
  • トイレ:登山道中には無し(駐車場で必ず済ませたい)

必要な装備

  • トレッキングシューズ(私はコロンビアのセイバー ワイドを使用)
  • 飲料水(500ml〜1L)
  • タオル、帽子、手袋、雨具(山の天気は変わりやすい)
  • 熊鈴 (早朝や人が少ない時間帯は有効)
  • 軽食(エネルギー補給用)
  • 着替え(汗をかくことも考慮)


今回、マストだと思ったのは、トレッキングシューズ。ネットで評価の高かった「コロンビアのセイバー・ワイド」を購入。足へのフィット感が抜群で、山道でもしっかり踏ん張れて安心でした。ワイド設計なので、長時間履いていても痛くならず快適でした。

コロンビアのセイバーワイド


登山当日の流れと体験

まずは本殿でご挨拶|9か月ぶりの再訪

奥宮に行く前にまずは本殿にご挨拶することにしました。
三峯神社本殿までは前回と同じルートです。

三峯神社の三ツ鳥居
三峯神社の山門

↑この門をくぐって本殿までの参道の大きな木々に囲まれて歩くと気持ちがどんどん澄んでいくようです。
お気に入りはこの御神木です。↓

三峯神社の参道沿いの御神木
三峯神社の本殿前の階段

本殿にご挨拶しました。
9か月ぶりに御神木にも手を合わせ、御眷属様にも「今日、これから登ります」とご報告。参道の空気が一気に心を整えてくれました。

奥宮への登山スタート|初心者にはどんなルート?

参道入口にある登山届ポストについて

奥宮の一つ目の鳥居

奥宮参道入口の一の鳥居をくぐると、右手に『登山届提出ポスト』があります。
少し古めに見えますが、実際に登山者は利用しているようでした。
行き先(奥宮・妙法ヶ岳など)を選んで提出するだけ。登山届は任意ですが、安全のため提出推奨。
用紙がないこともあるので、あらかじめ記入して持参するといいかもしれません。(この日は用紙がありませんでした)

一の鳥居〜三の鳥居まで

奥宮の二つ目の鳥居

↑2番目の鳥居です。

奥宮の登山道
奥宮の三つ目の鳥居

↑3つめの鳥居です。

最初はゆるやかな森道で、「これならいけるかも」と思っていたのも束の間、

・二の鳥居を過ぎたあたりから登山らしい傾斜とゴツゴツした道に
・三の鳥居手前では、つまずきやすい木の根が多く要注意
・急坂や滑りやすい場所もあり、一度転倒しかけました

それでも、足を踏ん張れるトレッキングシューズのありがたみを感じながら、なんとか進みました。
ネットで見た情報だと、4つ目もあったようなのですが、私の記憶では3つです。
所々にベンチがあって休憩もできます。
息切れしてきた私は、途中の急な道や崖のような場所も画像に撮る余裕がありませんでした。

階段をのぼり、最後の難所の鎖場へ

奥宮に向かう階段

最後の難所、この階段の後に鎖場があらわれます。
鎖場は余裕がなく画像がありません。最後の難所が鎖場です。(垂直に近い岩場に鎖2本、手すりも左右にあります)ここでは童心に帰り、アスレチックみたい!と妙なテンションに(笑)
50代初心者でも慎重に進めば問題ありませんでした。

奥宮に到着!|登り切った先に待つ特別な空気

標高約1,329mの妙法ヶ岳山頂、そこに鎮座する奥宮。
石碑や御眷属様が静かに佇み、清掃の行き届いた境内には、神聖で凛とした空気が漂っていました。
奥宮の裏手には箒と塵取りが置かれており、訪れる人が清めに参加できるようになっています。

また、見晴台からは秩父の山々を一望できる絶景も。

疲労感を忘れるほどの達成感と、素晴らしい景色。気持ちも晴れ晴れとしました。

奥宮の本殿
奥宮の御眷属様の祀られた石碑
奥宮の古い石碑
奥宮のほうきとちりとり
奥宮の見晴台からの景色

見晴台からの景色です。

奥宮登山道の山つつじ

山つつじがいたるところに咲いていました。
しかし、登りよりも足に疲労がきていて、下りはちょっと怖かったです。
ここでもトレッキングシューズに感謝しつつ慎重におりました。

下山後の癒しとご褒美タイム

本殿へ無事下山できたことを報告しました。
御神木にも手を合わせます。(気を浴びます)

三峯神社本殿前の御神木

小教院のコーヒーゼリー

その後、小教院に立ち寄り、限定20食のコーヒーゼリーで一息。
生クリームの甘さとゼリーの冷たさが、疲れた身体に沁みました。

心も体も満たされる、そんなご褒美タイムでした。食べ終わったらセルフサービスでレジ横まで持っていってくださいね。

三峯神社の小教院のコーヒーゼリー

参拝の締めに遠宮へ|再び氣守と小影守

三峯神社の遠宮の鳥居

最後は遠宮までご挨拶に行きました。その後、お守りをいただきに戻りおみくじもひきます。
今回は「氣」のお守りと、再び小影守。おみくじもひくと小吉で”かえる”でした。
前回は気力に満ちた私は、小影守のみをいただきましたが、今回は二つにしました。

三峯神社の氣守りと小影守りとおみくじ

神社の車のナンバーはエンジェルナンバー?333

さらに帰り際、境内の神社関係者の車が「333ナンバー」だと気づき感動!
占い好きの私としては、「エンジェルナンバーかも…」と内心ワクワクしました。
エンジェルナンバーでは333は、”天や高次の存在からの合図。いまの選択、進もうとしている道は、ちゃんとサポートされています”という意味らしいです。
自分が一番好きな数字は3なので、意味の是非はともかく得をした気分に。

三峯神社の車のナンバー333

帰りは秩父市街のカフェへ|番場通りの喫茶カルネ

下山後、秩父神社の参道「番場通り」にある人気カフェ喫茶カルネさんへ。

  • 2種のカレーと水出しアイスコーヒーを注文
  • 北欧食器、ジャズ音楽、センスある絵本や写真集
  • 読書も楽しめる落ち着いた空間

思いがけず再読した絵本「100年の旅」には、自分の年齢とともに重なる感情があり、胸が熱くなりました。

秩父番場通りの喫茶カルネの北欧イラスト
秩父番場通りの喫茶カルネの2種類のカレー
秩父番場通りの喫茶カルネの水出しアイスコーヒー


秩父神社の参道である番場通りは昭和レトロなお店が並んでしました。
次回は国指定 登録有形文化財”パリー食堂”でオムライスを食べたいです。

秩父番場通りのパリー食堂外観


登山と参拝を終えて感じたこと【まとめ】

✅ 奥宮登山は本格的。運動不足でも装備と気持ちがあれば大丈夫!
✅ 鎖場・木の根・急坂が多いため、準備はしっかりと。
✅ 奥宮は静寂に包まれた特別な空間。
✅ 本殿・奥宮・小教院・番場通りカフェまで、充実の1日旅に。


※登山後の実感と今後の想い

今回の登山では、前回のようにハイテンションになるというよりも、「心身が整った」という感覚が残りました。自分の年齢や体力を見つめ直しながらも、気のパワーにしっかり支えられているように感じられた旅。次回は、バスでひとりでのんびり参拝に来ようと思います。

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