【初心者のタロットデッキ選び】50代主婦がライダー版を選んだ理由と体験談

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タロットカードにずっと興味があったけれど、「本当に自分に使えるのかな…?」と、なかなか踏み出せずにいました。
そんな私が50代になってついに、自分のための一組のカードを選びました。
はじめて選んだのは、定番のライダー・ウェイト版。この記事では、なぜこのデッキを選んだのか、実際に手にしたときの気持ち、そして初心者として感じたことを正直に綴っています。

同じように「何を選んだらいいか分からない」と迷っている方に、少しでも参考になればうれしいです。

子どもの頃から惹かれていた「神秘的なカード」

占いが好きだった私は、子どもの頃に読んでいた雑誌の付録に付いていた簡易なタロットカードで、遊びながら占いをしていました。 それは大アルカナ22枚だけのものでしたが、子ども心に「すごく当たる!」とワクワクした記憶があります。好きな人のことや友達のことなど、楽しく占ったものです。

ただその雑誌には「カードを粗末に扱ってはいけない」と書いてあったこともあって、私はいつしか「素人が気軽に使っちゃいけないのかも」と、少し怖く感じるようにもなっていました。
大人になってからも興味が消えることはありませんでしたが、小心者の私は注意書きのことが頭に常にあって「本当にちゃんと扱えるのだろうか?」「もし変なことが起きたらどうしよう…」という不安が先に立ち、結局自分で買う勇気は出ずにいたのでした。

“本物”に出会う:地元の占い師さんとの再会

それから大人になっても興味は続きましたが、なかなか自分で購入するところまではいかず…。 そんな私の背中を押してくれたのは、地元で人気の「当たる」と噂の女性タロット占い師さんでした。
時間により細かく設定された良心的なお値段で安心だったので、予約をとってみたのです。(このお値段設定も占いでは大事ですね。もし相性が合わなくても安ければいいもんね)
実際に占ってもらうと、その的確さと、聞き上手で経験豊富な女性ならではの温かい言葉に感動。
特に転職の悩みを何度か見ていただいたときは「なるほど、そういう見方があるのか~」と納得する場面が多々ありました。
「私もいつか、こんなふうにカードと対話できるようになりたい、そしてそれを自分の言葉で伝えられたらいいな」 そう思ったのが、もう一度タロットと向き合うきっかけでした。
そのときに改めて思ったのは、タロットカードは誰が占っても答えを出してくれるということ。
プロの占い師の方はもちろん、私のような素人でも答えは出るのです。
けれど、そのカードの意味を「どう読みとるか」更には「どう伝えるか」が一番難しいのですね。

解釈の奥深さと、学びたいという気持ち

カード1枚1枚には象徴的な意味があり、本やネットで調べればその情報はたくさん見つかります。
けれど、占いたい内容や質問に対して、どの意味をどのようにつなげて読んでいくか。
それがタロット占いの本当の腕の見せ所なのだと思います。

特に、カードとカードのつながり(コンビネーション)、展開の位置による役割の違い、質問者への伝え方…ここはまさに「経験値」と「感覚」が大事になってくるところ。

そして私自身、今までは大アルカナしか触れたことがなかったのですが、これからは小アルカナ56枚にも挑戦してみたいと思っています。
プロの占い師さんの中には、あえて大アルカナだけで占う方もいらっしゃるようですし、どちらが自分に合っているかは、学びながら見極めていけたらと思っています。

ついに購入!私が選んだタロットカードとその理由

いろんな種類のデッキがある中で、私が選んだのは王道のウェイト版(ライダー版)です。

ネットで探していたら、大きさが4種類から選べたので、私はスタンダードサイズを選択。
送料込みで2760円。しかも、保存用のポーチ付きという嬉しいサービス。さらにおまけで「ラッキーカード」もついてきました。

このおまけカードが…「カップの10(Ten of Cups)」でした。

「カップの10」──初めて手にしたカードのメッセージ


タロットデッキを開けたとき、一番上に入っていたのがカップの10でした。 虹の下で家族が空を見上げている、美しく穏やかなカード。

意味は「心の充足」「家族や人との調和」「喜び」など幸福感の象徴のカードですね。

このタイミングでこのカードを手にすることができたのは、まさに
「これからの私の道は希望に満ちている」というサインのように思えました。(ポジティブな思い込みは大事!)

もちろん、占いはあくまでツールであり、現実をどう動かしていくかは自分次第。
でも、カードが示す方向性に背中を押してもらうと心強いものですね。

初心者がタロットカードを選ぶときに大切なこと

私自身の体験から、初めてタロットを買うときに大事だと思ったポイントをまとめてみます。

  • 絵柄が「好き」と思えるかどうか(モチベーションに直結します)
  • カードのサイズ感(手の大きさに合うものが使いやすい)
  • 扱いやすい定番版から始める(ウェイト版はやはり王道)

“当たるカード”ではなく、”付き合っていけそうなカード”を選ぶ感覚が大事なのかもしれません。

まとめ:タロットは自分と向き合うきっかけをくれる、そして今後の目標

子供の頃に感じた不思議な魅力。それが今、自分の手元にあるタロットカードによって、また静かに動き出したように感じています。

学びたいという気持ち、一歩踏み出す勇気。 そして、”自分と向き合う時間”が増えたこと。まだまだ初心者だけれど、このカードたちと一緒に成長していけたらと思います。

今後は、小アルカナも含めて本格的に学んでいきたいです。
占うための知識だけでなく、言葉の選び方や伝え方、カードが伝えようとする“物語”を感じ取る力も大切にしていきたいです。
直感を大事に。そして誰かを占う機会をいただけたなら相手に寄り添うことを一番に考えていけたらと思います。

これからカードからどんな気づきを得られるのか。とても楽しみです。

参考リンク
ライダー・ウェイト版タロット – Wikipedia

実際にこのカードを使いながら、どんなふうにタロットを学び始めたのか?
そんな続きはこちらの記事にまとめています。
👉 【50代主婦のタロット独学スタート】初心者でも読みやすかった1冊とノートの工夫

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