小アルカナの意味がつながる練習法|スリーカードとAIで深まったリーディング

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「小アルカナは、難しそう」──そう思っていませんか?

私も最初は同じでした。56枚もあり、多いので戸惑っていました。
けれど、実際にカードを引いて練習し、AI(ChatGPT)からヒントをもらいながら少しずつ読み解けるようになってきました。
前回は、初心者向けにワンオラクルの練習方法や、質問の立て方、そしてノート活用法をご紹介しました。
今回は3枚引きの「スリーカード」へステップアップし、小アルカナも使った占い練習についてお届けします。

タロット初心者の方、小アルカナがなかなか読めないと感じている方、そしてAIを占いにどう活かせるか興味のある方へ。
「実践+工夫」でどう読み方が深まったのか、体験ベースで綴っています。
どうぞ、最後まで読んでみてくださいね。

では早速、スリーカードとはどんなスプレッドなのか、
その占い方や実際の練習体験を交えてご紹介していきます。


※本記事は筆者の個人的な体験に基づくものであり、占いの効果を保証するものではありません。
興味のある方へのヒントとしてお楽しみいただければ幸いです。

スリーカードとは?

タロットカードの中でも「3枚引き」で展開するスリーカードは、初心者にも取り組みやすいスプレッドです。
1つの質問に対して、3枚のカードを引き、それぞれに意味をもたせて読み解きます。

スリーカードの占い方

スリーカードでは、基本的に 「過去・現在・未来」という時間軸でカードを読むパターンがよく使われます。
ただし、この読み方はあくまで一例です。自分で自由に設定してOKです。

たとえば:

  • 原因・課題・アドバイス
  • 状況・相手の気持ち・行動
  • 問題・障害・解決策

など、自分の質問に合う流れを自分で組み立てることができます。
スプレッドに決まりはなく、問いと向き合う構成こそがカギとなるのです。

どんな質問に向いている?

スリーカードは、物事の「流れ」や「展開の変化」を知りたいときにおすすめです。

  • 仕事・人間関係・進路などで「今後どうなっていくのか?」が気になるとき
  • 悩みの背後にある原因や、今すべきことを整理したいとき
  • 単なるYes/Noでは答えきれない問題を掘り下げたいとき

単純な二択ではなく、変化や背景を見たいときに力を発揮するスプレッドといえるでしょう。

私のスリーカードの体験例

実際にスリーカードを試して、私が感じた一番の収穫は「悩みの流れが物語のように見えてくること」でした。

たとえば仕事のことを占ったとき、

  • 過去:ソード2/正位置(葛藤。選べずに立ち止まっていた)
  • 現在:ソード8/逆位置(身動きできないと感じている)
  • 未来:ワンド3/正位置(視野が開け、希望が見えてくる)

カードを引いた瞬間、「まさに今の自分だ」と驚きました。
小アルカナは最初とても難しく感じていたのですが、こうして並べて流れを読むことで、
意味を”覚える”というよりも、少しずつイメージで”感じる”ようになってきたのです。

中でも特に気になったのが、ソードのカードばかりが出ること
最初は偶然かと思っていたのですが、何度も続くうちに「これは何か意味があるのでは」と思うようになりました。

スリーカードの画像

ソードが続く…繰り返し出るカードの意味とは?

そんな疑問を感じたとき、私はAIチャット(通称:チャット先生)に相談してみました。

すると、こんな答えが返ってきたのです。

ソードは“思考・判断・葛藤”を象徴するスート。
特に仕事やキャリアの悩みには自然と出やすくなります。

この言葉を聞いて、「ああ、やっぱり」と納得できました。
繰り返し出てくるカードは、単なる偶然ではなく、
「自分の中のテーマ」あるいは「自分へのメッセージ」を表しているのかもしれないと、感じるようになったのです。

タロットは、こうして自分との対話を重ねていくものなんだと実感した瞬間でもありました。

タロットの「スート」で分かる、進展スピードの違いとは?

タロットで「この物事はいつ動く?」と読もうとするとき、
小アルカナのスートの種類によって、物事の進み方のスピード感が違うことに気づくようになりました。
以前に「転職したい気持ちはあるけれど、いつ頃チャンスが巡ってきそうか?」をスリーカードで占ったときのこと。

①今の自分の状況
②進展の流れや障害
③チャンスがうごくタイミング  と意味づけしました。

出たカードには ペンタクルが複数含まれていて、これは
「まだ動き出すには時間がかかりそう、準備期間中である」というメッセージとして読みました。
スートごとに物事の“進み方”にリズムの違いがあるという感覚が少しずつ掴めるようになったのです。

以下に、おおまかな目安をまとめてみました:

スート意味合いスピード感
ワンド行動・情熱早い(数週間〜1ヶ月)
ソード思考・決断やや早め(1〜2ヶ月)
カップ感情・人間関係ゆっくり(2〜3ヶ月)
ペンタクルお金・仕事・現実的努力じっくり(3ヶ月以上〜)

もちろん、これはあくまでひとつの読み方にすぎません。
でも「ワンドならすぐ動きそう」「ペンタクルならじっくり腰を据えて」といったように、
カードから受け取る時間の感覚というものがあるのだと感じました。

この記事のまとめ

スートには、それぞれの意味だけでなく、物事の進み方や感じ方にも違いがあります。
そう思ってカードを見るようになってから、より具体的に現実とのつながりを感じられるようになってきました。
スプレッド全体を、少し引いて俯瞰して見る感覚も育ってきたように思います。
今回のように、ソードばかりが出るという偏りも、自分の思考のクセや今向き合っているテーマを映すサインなのだと思いました。

タロットは、カードの意味を覚えるだけではなく、
その並び繰り返しの中にこそ、今の自分へのメッセージがあるのだと感じています。

AIとの関わりについて、ちょっとだけ

今回の気づきのいくつかは、AIチャット(通称:チャット先生)のやりとりから得たものでした。

チャット先生は、自分の考えを整理し、新たな視点をくれる“相談相手”。
これからも、自分が主体であることを忘れずに、いい距離感で活用していきたいと思います。

※ホロスコープで質問した際に、星座がずれていたこともあるので、やはり自分自身の知識も必要です。

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